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「3150×LUSHBOMU」7・20キルギスで初開催 健文は世界挑戦者決定戦 ハサンボーイらも参戦

[ 2025年6月24日 13:00 ]

健文トーレス
Photo By スポニチ

 ボクシングイベント「3150×LUSHBOMU」の会見が24日、都内で行われ、7月20日にキルギスのビシュケク・アリーナで主催興行を行うことを発表。メインイベントのWBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦12回戦では、同級10位の健文トーレス(37=TMK、15勝10KO5敗)が暫定王者デビッド・ヒメネス(33=コスタリカ、17戦16勝11KO1敗)と対戦することが決まった。同国では初のプロボクシング興行開催となり、勝者は同級正規王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)への挑戦権を懸けた一戦となる。

 健文は「毎日トレーニングするときも、寝る前も彼の試合を見ている。全て研究している中で感じたのはタフネス。ただ技術は僕には勝てない。自分のボクシング技術でタフネスをどれだけ抑えてできるか。暫定王者への敬意を払った上でぶん殴る。必ず世界チャンピオンになって、年内にベルト巻いて最高の瞬間を届けられるように頑張りたい」と気合十分に話した。

 健文は元WBC世界ライトフライ級王者ヘルマン・トーレス(メキシコ)を父に持ち、将来を嘱望されたが、タクシー強盗などで2度収監され、計11年間を刑務所で過ごした。5月に敵地フィリピンで元WBA世界バンタム級暫定王者レイマート・ガバリョを初回TKOで破って世界ランクに復帰。同8月にはWBO世界同級1位だったKJ・カタラジャ(フィリピン)に10回判定勝ちで2戦連続で難敵を撃破した。

 復活を印象づけた一方で同11月WBCクリーンボクシングプログラムが実施した検査において、尿中からトラセミド(利尿剤)が検出されたことで日本ボクシングコミッションから6カ月のライセンス停止処分を受けた。復帰戦となる次戦へ「この約1年間、毎日ボクシングを一生懸命やってきた。この努力は誰にも奪わせない。何があっても必ず勝つ一心でやっていく」と闘志を燃やす。プロモートする元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(38)は「今の健文の年齢や、置かれた状況から考えて1試合も落とすことはできない。勝てば世界、負ければ終わりを意味する重要な一戦になる」と崖っぷちからの挑戦権獲得を期待した。

 また同興行では日本対キルギスの対抗戦3試合が行われ、観客席は入場無料で開放するという。前座ではWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の坪井智也(29=帝拳)とアマチュア時代に対戦し、ともに勝利したサケン・ビボシノフ(27=カザフスタン)とWBA世界ミニマム級8位ハサンボーイ・ドゥスマトヴ(32=ウズベキスタン)ら中央アジア勢も参戦予定。亀田氏は今後、両選手が来日する可能性について「十分にあると話し「日本に絡んでくる階級。プロでどれくらい通用するか見てみたい」と話した。

 興行はABEMAで独占無料生配信される。

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