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7連続KO勝利中の村田昴 「見据えているのはその先」10・5タイトル初挑戦で“魅せて”倒す

[ 2024年9月19日 20:33 ]

プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦   村田昴(帝拳)《12回戦》山崎海斗(六島) ( 2024年10月5日    後楽園ホール )

ミット打ちを行う村田
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 WBOアジア・パシフィック(AP)・スーパーバンタム級1位で元アマ全日本王者の村田昴(すばる、27=帝拳、7勝7KO)が10月5日『WHO’s NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 24』(東京・後楽園ホール)で同級2位の山崎海斗(26=六島、9勝5KO)と同級王座決定戦に臨む。

 19日は都内の所属ジムで日本同級1位の石井渡士也(23=RE:BOOT)と4ラウンドのスパーリングを行った。1、2回は長いリーチを生かした右ジャブを見せながらカウンターの左を打ち込み、4回には接近戦で打ち合いを展開。状態の良さを披露したが「今日は前の手を中心に戦うことがテーマだったが、まだまだ課題だらけ。相手が踏み込んできた時にもらった場面もあったので、試合までもっと集中してやっていきたい」と気を引き締めた。

 初のタイトル挑戦となる次戦は初の日本人対決。「タイトルよりそっち(日本人対決)の方を気にしている。ただ向こうの方がプロの経験は長いが、アマチュアも含めると自分の方が長い。アメリカでもやらせてもらっているし、本番の強さというか経験の差を見せたい」。アマチュア時代は全日本選手権を制覇するなど4冠を達成。21年6月には米ラスベガスでプロデビューし、3戦を“本場”で経験した自負はある。

 一時はWBA世界同級12位にもランクインしたホープ。「やっぱりタイトルは獲りたいが目標のベルトではない。見据えているのはその先。次戦は魅せる部分というか、この先を見据えた戦いをしたい」と世界挑戦への足掛かりとする。

 ここまで7戦全KO勝利のパーフェクトレコート。「みんな期待してくれていると思うし、もちろん自分は判定まで行くつもりはないです。チャンスをつくって倒しにいきたい」と連続KOを見据えた。

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