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世界ライトフライ級統一王者・寺地拳四朗が王座返上 フライ級転向で2階級制覇&4団体統一目指す

[ 2024年7月17日 11:34 ]

寺地拳四朗
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 プロボクシングWBAスーパー&WBC統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(32=BMB)が15日付で、保持するWBCとWBA王座を返上をしたことを17日、BMBジムと三迫ジムが連名で発表した。今後はフライ級に転級し、世界2階級制覇を目指していく意向。

 寺地は三迫ジムを通じて「タイトルを返上しフライ級に転向することにしました。2階級制覇、そしてライトフライ級では出来なかった4団体統一を目標に階級を上げることにしました。今はフライ級に向けて体作りをし、また新たなスタイルを作っています。フライ級での新しい寺地拳四朗をぜひご期待ください!」とコメントした。

 寺地は今年1月、カルロス・カニサレス(31=ベネズエラ)に判定勝ちして統一王座の防衛に成功。試合後はライトフライ級での4団体王座統一を目指す意向を示しながら、実現が難しければフライ級に転向するプランも明かしていた。また同一戦後には右拳の手術を受け、次戦は秋以降となる見通し。

 先月には米ESPNのサルバドール・ロドリゲス記者らが自身のXで「WBCのマウリシオ・スライマン会長が”寺地拳四朗が空位のWBC世界フライ級王座決定戦への出場を要請している”と明かした」とフライ級転向の可能性を報じていた。

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