平岡アンディ9戦連続KO勝利　来年の世界挑戦へ「王者たち、待ってろよ」

＜平岡VSディアス＞4回、ディアス（右）に左フックを見舞う平岡（撮影・島崎忠彦）
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　IBF世界スーパーライト級10位の平岡アンディ（27＝大橋）は26日、東京・有明アリーナで行われた64・5キロ契約8回戦で、セバスチャン・ディアス（メキシコ）を5回TKOで下した。

　約1年ぶりの試合の平岡は初回に右フックでダウンを奪った。2回には打ち終わりに相手の右フックをもらってふらつく危ない場面もあったが、3回以降も攻め続けた。5回に連打を繰り出したところでレフリーがストップ。9戦連続KOで、23戦全勝とした。「練習でやってきたことを出せた。（出来は）65％ぐらいですかね。世界王者に到達するまで（自己評価は）厳しくいきたい」と涼しい表情で語った。ガーナ系米国人の父、ジャスティン・トレーナーは「一番練習してきた右フックで倒したことが一番うれしい」と称えた。

　今年は日本と地域タイトルを返上。チャンスを待つ世界戦へ向け「王者たち、待ってろよ」とリング上で英語でアピールした。