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レジェンド同士の夢の対決実現!来年1月、世界6階級制覇・パッキャオVS元K―1王者・ブアカーオ決定

[ 2023年7月21日 23:30 ]

ブアカーオ・バンチャメークの公式インスタグラムから(@ buakaw1)。フェースオフする2人。

 ボクシングで史上2人目の世界6階級制覇を果たしたマニー・パッキャオ(44=フィリピン)と元K―1 MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(40=タイ、旧・ポー.プラムック)の対戦が来年1月にタイで開催されることが正式決定した。

 21日にタイで行われた記者会見で正式発表された。来年1月に開催される「ザ・マッチ・オブ・レジェンド」というイベントで、70キロ契約で3分6回戦の2分インターバル制ルールで両者は対戦する。

 会見に出席した両者は記念撮影などでフェースオフをする場面もあった。ブアカーオは「ボクシングデビュー戦でパッキャオのような偉大なボクサーと戦えるのは夢のようだ」と語った。

 パッキャオは会見後に自身のインスタグラムで「素晴らしい戦いになるだろう」と意気込んでいた。

 昨年末の「RIZIN.40」のリングに上がってRIZINとの契約を発表していたパッキャオ。今年の夏以降に日本人選手とスタンディングファイトルールで1試合対戦するとされていた。しかし今年3月に現役復帰する可能性があるとESPNが報道。そして復帰戦に向けて準備をしていると明かされていた。

 ブアカーオは、日本人初K―1世界王者である魔裟斗のライバルでもあり04年、06年と元K―1 MAX世界王者に輝いている日本でも馴染みのあるレジェンドファイター。旧K―1が消滅後も戦いを続けていたブアカーオは、16年に初代Kunlun Fightムエタイ世界ミドル級王座を獲得した。

 昨年8月には18年ぶりにムエタイの聖地であるラジャダムナンスタジアムに登場。サッカー元日本代表FW三浦知良の次男である孝太とエキシビションマッチで対戦して、圧倒的な攻撃力を披露。試合は3回レフェリーストップでブアカーオに軍配があがった。

 その後、9月に素手ボクシングの「ベアナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(BKFC)」では左右のボディーブローで相手をもん絶させて、1回KO勝利を飾っていた。10月にはK―1 MAXでも活躍していた佐藤嘉洋とエキシビジョンマッチで衝撃的なTKOを見せつけて、日本で戦っていた時代と比べても体に衰えはなかった。今年5月の「RIZIN.42」では、元K―1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也と引き分けた。

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