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「ミラ☆モン」松本圭佑が初メーンのプロ7戦目へ決意のスキンヘッド「イメチェンしてやろうと」

[ 2023年1月9日 14:55 ]

スキンヘッドでプロ7戦目に臨む松本圭佑
Photo By スポニチ

 プロボクシングの日本フェザー級3位・松本圭佑(23=大橋)が決意のスキンヘッドでプロ7戦目に臨む。初めてメーンイベンターを務めるフェザー級8回戦(10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、頭をそり上げた姿で体重計に乗った松本はリミットちょうどの57・1キロでパス。対戦相手の浜口人夢(28=市野、6勝5敗2分け)は500グラムアンダーの56・6キロだった。

 「ミライ☆モンスター」出演で知られる松本は以前から脱毛症に悩まされていた。一時期症状が落ち着いた時期もあったが、最近は進行が進んでいたそうで、石田凌太(26=角海老宝石)に2回TKO勝ちした昨年9月の試合では長時間の装着が可能なウイッグを着けていたという。だが、「最近はテレビに出ていても(自分を)インパクトの少ない選手と感じていた。新年一発目なのでイメチェンしてやろうと」と髪をそり上げて心機一転。「評判を見て、カッコイイと言ってもらえるようなら(脱毛症が)完治するまではこれでいこうと思う」と明るく語った。元東洋太平洋フェザー級王者の父・松本好二トレーナー(53)は「親としては複雑な気持ちもあるが、良く決断してくれた」と話し、トレーニング仲間である総合格闘家の所英男(45)が丸刈りで昨年大みそかのRIZINに出場したことにも背中を押されたと説明した。

 プロデビューから6戦連続KO勝ちで、年内の日本王座初挑戦も見えてきた。コロナ下の20年8月にデビューした当初は試合直前が隔離生活だったこともあり計量後のリカバリーに無頓着だったが、プロ3戦目から気をつけるようになったという。今回も元世界3階級制覇王者・八重樫東トレーナー(39)からアドバイスを受け、計量後はストップウオッチで時間を計りながら10分置きに水分補給するなど万全のコンディションづくりに余念がない。「メインはうれしい。気負って倒そうとは思わず、持っている力を出せればKOにつながる。しっかりKOで勝って、パーフェクトレコードを継続させます」と意気込みを口にした。

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2023年1月9日のニュース