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天国のアントニオ猪木さんに届けた「燃える闘魂」 追悼大会で熱いファイトを展開

[ 2022年12月29日 04:50 ]

INOKI BOM-BA-YE×巌流島 ( 2022年12月28日    両国国技館 )

<INOKI BOM―BA―YE×巌流島>藤原喜明(中央)の音頭で「ダァーッ!」を決める出場選手と関係者(撮影・島崎忠彦)
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 今年10月1日に逝去した元プロレスラーで、参院議員も務めたアントニオ猪木さん(享年79)の追悼大会「INOKI BOM―BA―YE×巌流島 in両国」が28日、東京・両国国技館で行われた。生前に年末の格闘技イベントの復活を希望していた猪木さんの遺志を継ぐ形で開催。柔術、キックボクシング、大相撲、ムエタイなどの強豪が激しいファイトを展開した。

 メインはストロングスタイルの継承者、柴田勝頼がグラウンド卍固めでトム・ローラーに勝利。柴田は「6年前、この両国で(の試合後に緊急手術し)ほぼほぼ死にかけました。でも、こうやって同じ両国のメインに戻ってくることができました。元気があれば何でもできる。その通りだと思います。会長、お疲れさまでした」と叫んだ。全試合終了後の追悼セレモニーでは出場選手らがリングに集結。藤原喜明の音頭で「1、2、3、ダァー!」で締め、天国の「燃える闘魂」に思いを届けた。

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2022年12月29日のニュース