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朝倉未来 武尊のツイートに「ガッカリ」 格闘技と乱闘の持論展開「批判には嫉妬も入っている気がする」

[ 2022年11月9日 18:32 ]

格闘家の朝倉未来
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 格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が7日に自身のインスタグラムで生配信を行い、「BreakingDown6」の前日会見で久保田覚が椅子を振り下ろし、対戦相手のアドリブまさおにケガをさせるアクシデントに言及したと思われるK―1元3階級制覇王者の武尊のツイートについてコメントした。

 武尊は2日に自身のツイッターで「子供達が見る影響を考えて欲しい。何も分からない子供達からしたらあれも格闘技だと思ってしまうし、それがメディアで放送されることで正しいものだと感じる」と、具体的なイベント名は出さずにつづった武尊。「ここ数年の 数字が取れれば何でもありで 先のことを考えてないこの業界が嫌い」とし、「このままだったら また格闘技界は表舞台から無くなる」と危機感をあらわにした。

 未来はこのツイートについて「ぶっちゃけガッカリしたな」と率直な感想から話した。「武尊くんの立場でああいう事を言っちゃうんだと思った。あの立場の人間の選手は発言しない方がいいよね」とコメントした。

 さらに今回の久保田の乱闘は「やりすぎだった」と話しつつも「乱闘は世界中の格闘家もやっていて、そっちの方が盛り上がるし、面白いからね。乱闘はいい事だとは思わないし、俺も格闘技人生で乱闘なんてやった事ないけど、乱闘なしでみんなが謙遜し合って格闘技の試合をしていたら盛り上がるのかって話ですよね。それだと格闘技の規模が広がらない気がする」と格闘技と乱闘についての持論を展開した。

 そして「コナー・マクレガーがMMAを世界中に広めたのはトラッシュトークや乱闘をしてその試合を盛り上げて、試合でも勝ってたから凄い広まった。みんな大人しかったら広まらないよね」とマクレガーを例に出して話し、「ブレイキングダウンが答えだよね。ブレイキングダウンのオーディションがあれだけバスってるのは、それが楽しいからバズっているわけで綺麗事だけ言ってても厳しいよね。今回の格闘家の批判には嫉妬とかも入っている気がする」と語った。

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