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東京五輪女子フライ級銅メダルの並木月海がアジア選手権ライトフライ級で決勝進出

[ 2022年11月9日 19:57 ]

ボクシング・アジア選手権第8日 ( 2022年11月9日    ヨルダン・アンマン )

並木月海
Photo By スポニチ

 東京五輪女子フライ級銅メダリストの並木月海(24=自衛隊)がライトフライ級準決勝で14、16年世界選手権同級2連覇のナジム・キザイバイ(29=カザフスタン)に4―1で判定勝ちし、11日の決勝へ進出した。東京五輪代表のグエン・ティ・タム(28=ベトナム)と対戦する。

 並木は1回、フットワークを使いながら飛び込んで右を当てるスタイルで挑み、左ストレートで膝をつかせるなど優位に進めて4―1でリードした。2回は対応してきたキザイバイがカウンターのワンツーや右をヒットさせて3―2と優勢。並木は3回、開始から攻勢を強めて右フックやカウンターの左に加えてボディーも狙い、このラウンドを5―0で支配した。ジャッジの採点は30―27が2人、29―28が2人、28―29が1人だった。24年パリ五輪で実施されるライトフライ級(50キロ以下)で出場した並木は日本を出発する前に「大きな国際大会は初なので、この階級で自分がどのくらいの立ち位置なのかが分かる」と話していた。

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2022年11月9日のニュース