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東日本スーパーフライ級新人王は五十嵐春輝 アウトボクシング徹底「全日本は全部楽しむ」

[ 2022年11月3日 15:46 ]

プロボクシング東日本新人王決勝 ( 2022年11月3日    後楽園ホール )

技能賞の五十嵐(右)
Photo By スポニチ

 スーパーフライ級5回戦は五十嵐春輝(23=湘南龍拳)が渋谷亮太(21=T&T)に3―0で判定勝ちし、新人王となった。戦績は8戦6勝(3KO)1敗1分け。渋谷7戦4勝(1KO)1敗2分け。

 サウスポーの五十嵐はスピードを生かしたアウトボクシングを徹底。序盤からワンツーとボディーを当ててポイントを稼ぎ、渋谷の右フックを時折浴びながらも最後までフットワークは衰えなかった。採点はジャッジ1人が48―47、2人が49―46だった。

 埼玉・花咲徳栄高出身でアマ戦績は30戦20勝10敗。現在は柔道整復師で、東日本新人王決勝の目標は技能賞に置いていた。試合直後のインタビューでは「何も考えられないというか、終わったんだなという感じがします」とコメント。掲げていた“縦横無尽”というテーマについては「2ラウンド目まではできていた。相手の勢いもあったのでテーマが崩れている感じがあったけど、多少は貫いてできたのかなと思う」と振り返り、「(12月の)全日本(新人王決定戦の相手)は(西軍の)決勝を勝ち残ってくるので、もっと強いと思う。もっと試練があると思うけど、全部楽しめばいろんな動きができると思う」と話した。

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2022年11月3日のニュース