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宇佐美正パトリック LDH離脱後でRIZIN初参戦3回TKO勝利!「大みそかも強い相手とやりたい」

[ 2022年10月23日 17:18 ]

RIZIN.39 ( 2022年10月23日    マリンメッセ福岡 )

勝利した宇佐美正パトリック(C)RIZINFF
Photo By 提供写真

 総合格闘技イベント「RIZIN.39」が23日にマリンメッセ福岡で開催された。LDH martial artsを離脱した宇佐美正パトリック(フリー)が元修斗環太平洋王者の佐々木信治(総合格闘技道場BURST)に3回TKO勝利。RIZIN初戦を白星で飾った。

 試合は開始早々にスタンディングのパンチ連打を浴びせたが相手にタックルを許した。その後は相手にマウントポジションでコントロールされて1ラウンドを終えた。しかしその後も得意のパンチの威力は変わらなかった。3ラウンドに右のストレートでダウンを奪うと追撃でTKO勝利を飾った。

 試合後は「今までいろいろありすぎて、本当に濃い半年でした。家族と友だちと今サポートしてくれる人のおかげでこの舞台に立てました。ありがとうございます」と涙を流しながら感謝した。相手にも感謝した上で「これから有言実行しようと思っているので、大みそかも強い相手とやりたいので榊原さんお願いします」と大みそか参戦も志願した。

 最後に「マジでこれからデカくなるので、皆さんついてきてください!」と締めた。

 宇佐美は高校時代にボクシング6冠の経歴を持ち、21年にLDH martial artsの所属選手契約をかけたLDH主催のオーディション「FIGHTER BATTLE AUDITION」で契約を勝ち取り、同年9月に「修斗」でプロデビュー。プロ3連勝後、今年4月の「POUNDSTORM」で元修斗環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光に判定負けを喫してプロ初黒星。

 その後、6月に開催された「ROAD TO UFC」のライト級トーナメントに出場予定だったが減量中に脱水症状を起こし計量に参加できず欠場となってしまった。10月1日にLDH martial artsを離脱してフリーで戦っていくことを報告。今回フリー転向してRIZIN参戦となった。

 「初RIZIN参戦ということで気合も入っているので、しっかり倒して、アピールしたい」と話していた通り、勝利という形でファンにアピールした。

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