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尚弥が無人島にトレーニング器具を1つ持っていくなら? イベント参加、4団体統一戦へスパー開始も明かす

[ 2022年9月30日 20:45 ]

<SIXPAD300万台記念イベント>オンラインでのイベント参加者に、トレーニング指導する井上尚弥(撮影・河野 光希)
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 プロボクシングWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が30日に都内で、ブランドパートナーを務める「SIXPAD」のトレーニングイベントに参加した。「SIXPAD」のEMSシリーズ累計出荷台数300万台突破の記念キャンペーンとして、事前抽選で当選した50人を対象にオンラインでボクシングを指導。パンチの打ち方の基本を実演し、ストレートは「腰で押し出すイメージで」、フックは「肘を上げて肩の高さで打つ」などとアドバイスを送った。

 参加者からの質問コーナーでは「無人島にトレーニング器具を1つ持っていくとしたら?」の質問にしばらく考えた末に「サンドバッグ」と返答。「サンドバッグ打ちだとフォームをしっかりできるし、打ち込むことでスタミナのトレーニングもできる。いろいろなことができると考えた」とストイックな井上らしく説明した。子供も参加したオンライントレーニングに「初めてだけど楽しかった。またやりたい」と再び機会を設けることに意欲的。メディアとの質疑応答では将来も含めて理想の指導者像を問われ、「選手と指導者の気持ちが一致することが大事。そこに気づいていける指導者になりたい」と話した。

 12月に予定しているWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)との4団体王座統一戦へ向け、スパーリングを開始したことも明かした。18日に自身初の海外スパーリング合宿を行った米ロサンゼルスから帰国後、ジム後輩の松本圭佑(25)や山川健太(18)と2回実施。今後は海外からスパーリングパートナーを招へいする予定で「そういった選手たちとのスパーリングに備えて慣らしていっている状態」と説明した。10月末には走り込み合宿を予定しており、その後はバトラー戦へ実戦練習主体に仕上げていくという。

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2022年9月30日のニュース