×

前田日明氏が感じた“花束騒動”の伏線とは?メイウェザーの対応にも「性格良いからというのは違うと思う」

[ 2022年9月30日 07:00 ]

格闘家の前田日明氏
Photo By スポニチ

 格闘家の前田日明氏(63)が28日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。25日に開催された総合格闘技イベント「超RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントだった朝倉未来(30=トライフォース赤坂)とプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)の試合前の花束贈呈の場面で「ごぼうの党」の奥野卓志代表(48)がメイウェザーに花束を渡さずリングに落としたことについて言及した。

 「超RIZIN」メインイベント直前の花束贈呈のシーン。朝倉未来(トライフォース赤坂)にはラッパー・Zeebraが渡したが、その直後に“騒動”が起きた。はかま姿で現れた奥野代表だったが、花束を渡すそぶりを見せるも、それをリング上に落とした。そのまま花束を渡さず、会場は一時騒然となったが、メイウェザーは動じることなく拾い上げ、セコンドに渡した。

 前田氏は「ある意味は激しい人なんだな」と奥野代表がリング上であの行動を起こしたのは意外だったようだ。

 前田氏の視点からすると伏線があったという。未来の弟である朝倉海がメイウェザーのボクシングジム「TMT」でメイウェザーの弟子とボクシングスパーリングした際に英語で差別用語が飛び交っていた。それを動画で見た時に「お前らも黒人で差別されたのにそこまで言うか!?みたいな感じで汚い言葉を言ってましたね。英語が分かる人だったら何なんだって動画でしたね」と回顧した。

 奥野代表は今大会の最前列NFTチケットを最高値で落札した副賞で今回の花束贈呈の権利を手に入れた。「仕返ししてやろうと思ったんじゃないんですか?」と持論を述べた上で表現の仕方には配慮があった方がよかったという。そして「メイウェザーも自分にやり返しが来ることも計算していたんでしょうね。別にメイウェザーの性格が良いからとかいうのは違うと思う」とその対応についても語った。

続きを表示

2022年9月30日のニュース