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元世界Sバンタム級統一王者のダニエル・ローマンが引退表明 17年に京都で久保隼から王座奪取

[ 2022年8月30日 16:54 ]

ダニエル・ローマン
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 ボクシングの前WBA&IBF統一世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(32=米国)が29日、自身のツイッターで現役引退を表明した。「ボクシングからの引退を正式表明する。自分のチーム、プロモーター、スポンサー、メディア、世界中のファンの愛とサポートに感謝する」とつづった。

 ローマンは1990年5月10日生まれ、米ロサンゼルス出身。10年10月にプロデビューし、4戦目で岡田隆志に判定負けしてプロ初黒星を喫したが、17年9月に島津アリーナ京都で行われたWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチで王者・久保隼(真正)に9回TKO勝ちして世界王座を奪取した。18年2月の初防衛戦で松本亮(大橋)に3―0で判定勝ちするなど4度の防衛に成功し、19年4月にはIBF同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)に2―0で判定勝ちして2団体王座統一に成功した。

 20年1月、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に1―2で判定負けして2つのベルトを失い、今年6月にWBC&WBO統一世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)に判定負けしたのが最後の試合となった。通算29勝(10KO)4敗1分け。

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2022年8月30日のニュース