ウシク　母国ウクライナに勇気を、最前線兵士から激励「勝利祈っている」

WBA＆IBF＆WBO統一世界ヘビー級タイトルマッチ   統一王者オレクサンドル・ウシク《12回戦》前統一王者アンソニー・ジョシュア （ 2022年8月20日    サウジアラビア・ジッダ ）

ウシク（左）とにらみ合うジョシュア（右）＝AP
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　昨年9月以来となる再戦の前日計量が19日に行われ、初防衛を目指す王者ウシクは100・5キロ、雪辱を狙う前王者ジョシュアは110・9キロをマーク。フェースオフでは110秒間にらみ合い、火花を散らした。

　ロシアによるウクライナ侵攻後、首都キーウ（キエフ）の領土防衛隊で警備業務などに従事したウシクは国民が無料観戦できるように掛け合い、同国内での放映権を入手。最前線の兵士たちとも連絡を取り合っており、「勝利を祈っていると言われた。刺激になっている」と明かした。