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今春大学卒業の日本女子ミニマム級王者・鈴木なな子が9日に初防衛戦「明確に勝ちきりたい」

[ 2022年8月8日 16:53 ]

初防衛戦へ計量をクリアした鈴木なな子
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 プロボクシングの日本女子ミニマム級王者・鈴木なな子(23=三迫)が9日、東京・後楽園ホールで初防衛戦に臨む。8日に東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた前日計量は47・4キロとリミットよりも200グラム余裕でパス。挑戦者の同級3位・一村更紗(26=ミツキ)は400グラムアンダーの47・2キロだった。戦績は鈴木が8戦6勝(1KO)2敗、一村が15戦4勝10敗1分け。

 鈴木は昨年12月、瀬川紗代(ワタナベ)との王座決定戦に2―1で判定勝ち。今春に立大を卒業し、フィットネスジムでインストラクターの仕事をしながらも「授業や課題もないし、テストともかぶらない」とボクシングに集中できる環境が整った。フィジカルトレーニングに励むほか、同僚の元アマトップ選手・晝田瑞希との練習で早いテンポに対応し、クロスやボディーなどパンチの種類も増えたという。今後の目標を東洋太平洋やWBOアジア・パシフィックの地域タイトルに置いていると明かし「そこへ行けるように今回はしっかり勝ちたい。明確に勝ちきりたい」と話した。

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