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木村吉光、WBOアジアパシフィック王座決定戦で中川兼玄と対戦「世界につながるように」

[ 2022年8月4日 13:48 ]

WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王座決定戦で対戦することが発表された同級1位・木村吉光(左)と中川兼玄
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 プロボクシングの志成ジムは4日、東京都内で会見し、今月30日に東京・後楽園ホールでWBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王座決定戦を開催することを発表した。前東洋太平洋王者でWBOアジア・パシフィック同級1位・木村吉光(25=志成)と同4位・中川兼玄(角海老宝石)が対戦する。

 木村は昨年12月に東洋太平洋同級王座を獲得したが、5月にフランスでIBFインターコンチネンタル王座に挑戦するため、防衛戦を行わないまま返上。ところが、直前で延期となり、WBOからアジア・パシフィック王座決定戦の打診があったため、目標を切り替えた。会見に出席した木村は「モチベーションは一瞬、下がったけど、チームにも勇気づけられ、すぐに戻った。しっかり勝って世界につながるように、勝ち方にもこだわって試合に臨みたい」と意気込みを語った。

 中川とは17年8月に対戦し、3―0で判定勝ちしているが、中川は目下6連勝中で、木村に油断はない。「粘り強さ、負けん気の強さを感じた」と当時を振り返り、さらに「5年前とはお互いにスタイルも環境も変わっているので、5年前みたいな戦い方にならない。しっかり研究して戦いたい」と警戒。その上で「判定ならフルマーク、できれば倒して世界にアピールしたい」と圧勝を誓った。

 試合は「lifetime boxing fight 10」のメインカードとして行われる。興行は午後5時15分からABEMAで放送予定。チケットは6日から順次販売を開始する。

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2022年8月4日のニュース