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37歳の近藤明広が新王者 同学年の王者撃破「麻生がチャンピオンになったから…」

[ 2022年6月14日 20:15 ]

<東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ>2回TKO勝ちで新王者となった近藤明広(左)
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 プロボクシングの東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ12回戦は14日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者で同級9位の近藤明広(37=一力)が王者・麻生興一(36=三迫)に2回2分7秒TKO勝ちし、新王者になった。

 2009年に日本ライト級王座、2016年にはWBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座を獲得し、17年には世界挑戦もある近藤だが、ここ数年はベルトに届かない試合が続いていた。同学年で同じ06年にプロデビューし、2月に王座を獲得した麻生を強打で圧倒しての王座奪取。近藤は「麻生がチャンピオンになったから自分も頑張れた」。直前には、過去に2度敗れている荒川仁人(40=ワタナベ)の引退式があり、「荒川さんに勝って花を添えると約束した。約束を守れてよかった」と笑顔を見せた。

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2022年6月14日のニュース