井上拓真「いくら最強とはいえ兄の試合が1番緊張する」尚弥戦で前座勝利「最高のバトン渡せた」

井上拓真公式インスタグラム（takumainoue_1226）から

　日本人初のボクシング世界3団体王座統一を果たした井上尚弥（29＝大橋）の弟・井上拓真（26＝大橋）が10日、自身のインスタグラムを更新。兄のアンダーカードで日本王座統一に成功し「最高のバトンを渡せた」と喜びをつづった。

　尚弥がWBC同級王者ノニト・ドネアに2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体統一王者となった7日、WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の拓真も日本同級王者・古橋岳也（川崎新田）と王座統一戦12回戦を戦い、3ー0の判定勝ちで日本王座統一に成功した。

　兄弟同日勝利を果たし、笑顔で肘タッチを交わす写真を兄弟そろってそれぞれのインスタグラムに投稿。拓真はストーリーズに「いくら最強とはいえ兄の試合が1番緊張する　自分の試合より」と打ち明け「最高のバトン渡せたかな　そして最高の結果　さすがだよ」と自身の試合を振り返った・