【ベラトール】堀口恭司　バンタム級T1回戦で姿消す…再起戦もパトリックに判定負け

堀口恭司
Photo By スポニチ

　アメリカの格闘技団体「ベラトール」が現地時間23日にハワイで「ベラトール279」を開催。前日から開幕した優勝賞金100万ドルのバンタム級ワールドグランプリトーナメントに出場したRIZINバンタム級王者の堀口恭司（アメリカン・トップチーム）だったがパトリック・“パッチー”・ミックス（アメリカ）に判定0－3で敗れて1回戦で姿を消した。

　堀口は昨年12月ベラトール世界バンタム級王者のセルジオ・ペティスに挑戦したが4RにバックブローでまさかのKO負けを喫して今回の試合が再起戦となった。トーナメント1回戦の相手は寝技を得意とするパトリック。試合は1R開始早々にパトリックにバックを取られてピンチを迎えた堀口。そのままリアネイキッドチョークを決められそうになるが回避したものの耐えしのぐ時間が続いた。

　その後ラウンドでは堀口が打撃を当てる場面もあったが有利な展開を作れず。最終5Rでは開始早々にプレッシャーをかけるパトリックがテイクダウンを狙う。そこから堀口のバックを取って1Rと同じ展開に。しかし残り2分20秒ごろから堀口がマウントを取る場面もあったものの再びパトリックがサイドポジションからバックマウントを取るなど優勢に試合を進めて試合を終えた。

　判定は3者ともに47―48で堀口は判定で敗れた。試合前には「優勝は目指します。だけどまずは目の前の敵を倒していきたいと思っています」と語っていたがまさかの初戦で姿を消すことになった。堀口自身はセルジオに敗戦してから2連敗となった。