井上尚弥が“ご指名パートナー”津川とスパーリング実施　ドネア再戦へ調整順調

プロボクシングWBA・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦   WBAスーパー＆IBF王者　井上尚弥　《12回戦》　WBC王者　ノニト・ドネア （ 2022年6月7日    さいたまスーパーアリーナ ）

津川龍也（左）とスパーリングを行った井上尚弥（提供・大橋ジム）
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　バンタム級3団体王座統一を目指す井上尚弥が14日、横浜市内の大橋ジムで日本ユース・スーパーバンタム級王者の津川龍也（21＝ミツキ）と4ラウンドのスパーリングを行った。大橋ジムの大橋秀行会長が15日、公表した。

　津川は3月、前王者の石川春樹（RK蒲田）に7回TKO勝ちして日本ユース王座を獲得。試合を観戦した井上が大橋会長にスパーリングパートナーとして招へいすることを依頼し、14日に初めてスパーリングが実現した。井上はこの日、世界挑戦の経験も持つ日本フェザー級20位のゼネシス・カシミ・セルバニア（カシミ）ともスパーリングを行ったが、大橋会長は「井上尚弥のスピード、タイミング、パワー、全開でした」とドネアとの再戦へ調整が順調であることを報告した。