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矢吹正道、前日計量クリア “庶民派”リカバリーで拳四朗との再戦に「自信ある」 

[ 2022年3月18日 14:30 ]

前日計量をクリアした矢吹正道(真正ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦(19日、京都市体育館)の前日計量が18日、京都市西京区で行われ、王者・矢吹正道(29=緑)はリミット(48.9キロ)を100グラム下回る48.8キロ、前王者で同級1位の寺地拳四朗(30=BMB)は200グラムアンダーの48.7キロでともに一発パスした。

 計量後、矢吹はまず水分を補給すると、どら焼きをパクリ。リカバリーについて「今日はサイゼリアに行って、その後はホテルの近所で焼肉かうなぎを食べます。肉というよりご飯を食べる感じで。これまでスッポンとか、いろいろ試したけど、今回は2~3週間前にサイゼリアに行ったら次の日に調子が良かった。イカ墨パスタとミラノ風ドリアです。庶民的な方が合っているんで」と話した。

 昨年9月の対戦では矢吹が10回TKO勝ちし、8度防衛中だった寺地から王座を奪取。激しい打ち合いとなった死闘は年間最高試合にも選ばれたが、寺地陣営が「故意のバッティングがあったのでは」とする意見書を日本ボクシングコミッション(JBC)に提出するなど物議を醸し、WBCから異例のダイレクトリマッチ(直接再戦)が命じられた。

 矢吹は「お互い自信がある者同士で、それがぶつかるだけの試合。お互い本調子でやれるので、いい試合になる」と断言。「もう一回チャンピオンにつもりでやります。自信もあります」と意気込みを語った。

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