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尾川堅一、11・27米ニューヨークで王座決定戦「倒して勝つイメージで」

[ 2021年10月30日 10:34 ]

11月27日に米ニューヨークでIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨むことが決まった尾川堅一(帝拳ジム提供)
Photo By 提供写真

 ボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位の尾川堅一(33=帝拳)と同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)の同級王座決定戦が11月27日(日本時間28日)に米ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・Huluシアターで開催されることが決定した。尾川が所属する帝拳ジムが30日に発表した。戦績は尾川が28戦25勝18KO1敗1分1無効試合、フジレは16戦15勝9KO1敗。

 尾川は8月にUAEで同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(27=タジキスタン)との王座決定戦に臨む予定だったが、相手負傷で10月に延期となり、その後、対戦相手がフジレに変更されていた。帝拳ジムによると、日本開催を前提として交渉を進めていたが、外国人選手入国のハードルが高く、フジレ陣営も難色を示したことから、マッチルーム社の協力を得て、4団体統一ライト級王者テオフィモ・ロペス(24=米国)対IBF同級1位ジョージ・カンボソスJr.(28=オーストラリア)のアンダーカードに組み込まれることが決まった。

 尾川は帝拳ジムを通じて「8月の延期からいつでも行ける準備はしてきました。早く決まってくれれば良いと思いながら頑張ってきましたが決定して嬉しいです。会長とマネジャーに感謝します。(フジレ選手の印象は)前回の挑戦者決定戦で倒して勝っているようにサウスポーが得意とする返しだったり、カウンターだったりがあるのでしっかり警戒していきたい。僕が中に入らないと勝負にならないと思っているし、もしルーズに入ればカウンターの餌食になるでしょう、集中を切らさずに戦いたい。11月27日の試合では倒して勝つイメージを持って臨むつもりです」とコメントを寄せた。

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2021年10月30日のニュース