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セコンドのマスク外しての大声はライセンス停止1カ月…ガイドライン違反の罰則明示へ

[ 2021年9月7日 17:48 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は7日、オンラインで新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、興行開催におけるガイドライン違反者に対する罰則を明示する方針を固めた。

 これまでも違反をした場合には厳罰とする方向性を示していたが、いまだに違反者が散見されるため、具体的に罰則を明示し、抑止力を高めることが目的。ライセンス保持者の違反行為としては、これまでにセコンドのマスクを外しての大声を出す行為やジム関係者による会場係員への暴言などがあり、マスクを外しての声出しはライセンス停止1カ月、会場係員への暴言は同6カ月など具体的な罰則内容をJBCとJPBAの両事務局で定め、周知徹底していくとした。

 また、ジム内での感染予防として、所属選手らが新型コロナウイルスに感染した場合、隔離期間終了後にジムワークを再開する前にPCR検査を受けることを推奨。ジム内の密を避けるため、所属選手の滞在時間の制限や予約アプリ導入など推奨するほか、プロモーターの連絡協議会への出席を義務化することも検討するとした。

 なお、興行開催の絶対条件となる緊急医療体制についてはJBCから現状では問題ないことが報告された。

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2021年9月7日のニュース