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日本フェザー級王者・丸田陽七太、11・27初防衛戦決定

[ 2021年9月3日 15:26 ]

11月27日に東京・後楽園ホールで初防衛戦を行うことを発表した日本フェザー級王者・丸田陽七太(DANGAN提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングの日本フェザー級王者・丸田陽七太(24=森岡)が3日、オンラインで記者会見し、11月27日に東京・後楽園ホールで初防衛戦を行うと発表した。同級8位の日野僚(30=川崎新田)の挑戦を受ける。

 丸田は今年2月、佐川遼(三迫)に7回TKOで下して王座を獲得。チャンピオンカーニバルのMVPにも輝いた。タイトル獲得の3週間後にはジムワークを再開、8月からはスパーリングなど実戦練習も開始した。前戦から9カ月の期間が空くことになるが、「(コロナ禍で)大変な時だし、準備もできるので、間隔はちょうど良いと思っている」と前向きだ。

 挑戦者の日野については「長身のサウスポーで独特のやりにくさがある」と分析。「サウスポーに苦手意識はないけど、右利きの選手との試合が続いたので、どういう展開になっても勝てるように、しっかり対策をしたい」と意気込んだ。

 日本王座を獲得後、「サポーターズクラブ」が設立され、その支援で「ボクシングだけで生活できる」基盤が整った。すでにIBF7位、WBC8位と世界ランキングしており、世界挑戦も視野に入れているが、日本タイトルについては「みんなが喜んでくれて、すごい素敵なもの」という思いもあり、「世界戦の話が来るまでは防衛したい」と明言。まずは日野との初防衛戦へ「サウスポーなのでいつもと違う動き、違う闘い方になると思うけど、それでも倒す姿を見てほしい。(KOで勝つイメージ?)もちろんです」と力強かった。

 なお、セミファイナルでは日本フェザー級最強挑戦者決定戦8回戦が行われ、同級1位・渡部大介(30=ワタナベ)と阿部麗也(28=KG大和)が対戦する。

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2021年9月3日のニュース