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スペル・デルフィンが“2・5次元女子プロレス”設立会見「ゆくゆくはAKB48との対戦も」

[ 2021年8月17日 16:11 ]

YouTube専門のプロレス新団体「2・5次元女子プロレス」(仮称)をPRする(左から)花園桃花、渡辺裕薫、スペルデルフィン、女子サッカー・和泉テクノFC・石井宏之理事長
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 プロレスラーのスペル・デルフィン(53)は17日、大阪市内でYouTube専門女子プロレス団体「2・5次元女子プロレス(仮称)」の設立会見に臨み「リアルとバーチャルの融合。松竹芸能さんの協力もあった。女子プロレスラーだけでなく女性芸人もスカウトして。小さい子どもでも楽しめる、夢を持てるようなプロレスにしたい。ゆくゆくはAKB48との対戦も」と新団体設立への意気込みを語った。

 YouTube専門女子プロレスは、観客を動員して興行する「リアル」部門と、配信に特化した「バーチャル」の2スタイルで発進。「バーチャル」では映像を編集。キックした際に、効果音を入れたり、コンタクトした部分が光るように映像を加工して配信するなど、これまでにない試みを実施する。「リアル」部門ではアイドルレスラー・花園桃花が選手兼総監督して参戦決定。「夢のある企画。実績はありませんが、ベルトに挑戦もしてみたい」と意欲を見せていた。

 花園以外の参加選手は9月26日に心斎橋・角座で開催するオーディションで選出。「面接とスクワットでの体力測定などを」とデルフィン。審査員を務めるお笑いコンビシンデレラエキスプレス・渡辺裕薫(53)は昔から大のプロレスファンで、芸人になってからも新日本、全日本プロレスを応援してきた。「松竹は昔、松竹ロビンスというプロ野球チームを持っていた。それ以来のプロスポーツ参入」と説明。女性芸人も参戦予定で「芸人もプロレスも間合いという共通項がある」と新たな団体設立を楽しみにしている。

 今回の女子プロレス団体設立は、実業家・前澤友作氏が公募したふるさと納税の寄付先にで大阪・和泉市議も務めるデルフィンが応募。関西女子リーグ1部に属するの和泉市が本拠の女子サッカー「和泉テクノFC」の地域振興案などが採用され、実現した。「2・5次元女子プロレス」は20日午後8時から週1回、YouTubeで番組を配信する。

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2021年8月17日のニュース