アマ68勝の村田昴　6・26聖地ラスベガスでプロデビュー決定

　ボクシングの18年全日本選手権バンタム級覇者でアマ68勝12敗の実績を誇る村田昴（24＝帝拳）6月26日（日本時間27日）に米ネバダ州ラスベガスでプロデビューすることが決定した。プロ2戦1勝（1KO）1敗のケヴェン・モンロイ（米国）と対戦する。帝拳ジムが15日に公式サイトで発表した。

　会場はヴァージンホテルズ・ラスベガスでメインでは元東洋太平洋ライト級王者・中谷正義（32＝帝拳）と元3団体統一同級王者ワシル・ロマチェンコ（33＝ウクライナ）が激突する。

　村田は貴志川高で全国高校選抜、全国高校総体フライ級優勝、14年ユース五輪では同級で銅メダルを獲得。日大ではバンタム級で全日本選手権、国体を制し、昨年9月にプロテストに合格した。帝拳ジムの公式サイトに「プロデビュー戦が正式に決まり、アメリカでデビュー出来る事になりました！プロのデビュー戦でこのような舞台に立たせてもらえる事に感謝して試合までしっかり仕上げて万全な状態で挑みたいと思います！」と抱負を寄せた。

　また、中谷とロマチェンコのアンダーカードに組み込まれたことには「同じ会場で試合できるのがとても楽しみですし嬉しいです！中谷さんのおまけではなく自分も注目してもらえるような試合をします」と意気込んだ。