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RIZIN大阪大会でワンナイト・トーナメント開催 皇治「俺が中心。それを証明したい」

[ 2021年4月30日 13:10 ]

RIZIN.29で開催されるワンナイト・トーナメントの出場選手。左から高橋亮、皇治、榊原CEO、白鳥大珠、梅野源治
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.29」(5月30日、丸善インテックアリーナ大阪)の追加カード発表会見が30日、東京都内のホテルで行われ、RIZINキックボクシングルール(61.0キロ、3分×3R)でワンナイト・トーナメントを開催することが発表された。

 榊原信行CEOは大会のメインイベンターに元K―1ファイターの皇治(31=TEAM ONE)を指名したが、RIZIN移籍後2連敗中の皇治は「同情はいらない。メインは自分の力で勝ち取る」としてワンナイト・トーナメントの実施を提案。それに榊原CEOが応えた形だ。

 出場するのは皇治のほか、白鳥大珠(25TEAM TEPPEN)、梅野源治(32=PHOENIX)、高橋亮(25=真門ジム)の4選手。この日、組み合わせ抽選が行われ、「当たり」を引いた梅野が1回戦の相手に皇治を指名。自動的に白鳥と高橋の対戦が決まった。

 梅野は皇治を初戦の相手に指名した理由を「尊敬しているので、そういう男と1回戦で拳を交えたいと思った。一緒に盛り上げたい」と話した。これに対し、皇治は「トーナメントが開催されてうれしい。俺が中心で、この子たち(他の出場選手)は俺の脇役。それを証明したい」とビッグマウスぶりを発揮。“日本ムエタイ界の至宝”と言われる梅野を「ひょっとこムエタイ」呼ばわりして挑発。これに対して梅野以上に白鳥が強く反発。「知名度だけでマウントとっているけど、決勝に上がって来れるか心配」と皇治に仕掛け、榊原CEOを挟んで舌戦を激しく繰り広げた。

 また、RIZINキックボクシングルール56キロで植山征紀(25=龍生塾ファントム道場)と泉丈成(24=誠至会)、同63キロで山畑雄摩(26=NJKF心将塾)と高橋聖人(23=真門ジム)が対戦することが発表された。

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2021年4月30日のニュース