ボクシング元世界王者の高山が「5・8」米国で2階級制覇挑戦 「勝利してライトフライ級戦線に乗り込む」

[ 2021年4月29日 14:44 ]

世界2階級制覇への挑戦が正式決定した高山勝成(提供写真)
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 プロボクシングの元世界ミニマム級主要4団体王者の高山勝成(37=寝屋川石田)は、5月8日(日本時間9日)に米国でWBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦することが正式決定したと代理人弁護士を通じて29日、発表した。大筋合意していた対戦の契約を正式に結んだという。

 高山は次のようなコメントを添えた。

 「今回挑戦の機会を得ることができたことや関係者の皆さまに感謝します。タイトルの奪取、2階級制覇のためにベストを尽くして戦います。この世界タイトルマッチに勝利してライトフライ級戦線に乗り込む決意です。現在の仕上がりに関しては極端に短期間なので何とも言えませんが、今、できる準備を行っています。今回のオファーは急でした。いろいろな選手に声をかけていたようですが、打診され、やると答えたまでです。6万人の大観衆の前で戦う事を楽しみにしています」

 日本ボクシングコミッション(JBC)傘下を離れて海外を拠点に活動した時期を含め、ずっと高山と行動をともにする中出博啓トレーナーは次のようにコメントした。

 「今回の試合の規模や時期に関しては、突然の決定でしたが、今までの海外での世界戦(ワールドチャレンジ)の経験、キャリアでの技術、コンディショニングの知識、勝てるサポート体制のスタッフ、全てのリソースを駆使してタイトルを奪いに行きます。ソト選手は、充分な期間があれば何の問題も無いと感じます。既に分析はできています。短期間の準備、移動、コロナ感染等に充分に気を付けて勝利に向かいます。6万人規模の興行はボクシングでは見当もつかないですが、リングでやる事は同じだし変わりません。経験が生かせる良い機会だと感じます」

 高山はミニマム級で世界主要4団体のタイトルを手にしたものの、WBAだけが暫定王座だった。ライトフライ級で世界2階級制覇を狙う中で、WBAの正規王座に最もこだわりをみせる。現在は正規王座より上位のスーパー王座に京口紘人(ワタナベ)が君臨しているため、高山は京口を標的としている。

 16年8月のWBO世界ミニマム級王座決定戦以来5年ぶりの世界戦に勝って2階級制覇を達成すれば、京口陣営に統一戦を呼びかける考え。それが高山のコメントに記された「この世界タイトルマッチに勝利してライトフライ級戦線に乗り込む決意」の真意だ。

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