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【K-1】山崎、王者として初陣!「派手な試合でいく」 不可思も激闘誓う「自分の良さを思いっきり出す」

[ 2021年3月20日 21:58 ]

K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~ ( 2021年3月21日    東京ガーデンシアター )

記者会見で報道陣の質問に答える山崎。右は対戦相手の不可思(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 立ち技格闘技の「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」(21日、東京ガーデンシアター)の前日計量が20日に都内で行われた。

 スーパー・ライト級(-65kg)のスーパーファイトとしてセミファイナルに組まれた山崎秀晃(34=K-1ジムSAGAMI-ONO KREST)が激闘派の不可思(29=クロスポイント吉祥寺)の一戦。両者ともに計量をクリアし、K-1スーパー・ライト級王者として初陣となる山崎は開口一番「クレストのチームとトレーナーの皆さんのおかげで完璧に仕上がりました」と話し、「明日はお祭りらしく山崎らしく派手な試合でいきたいと思います。元気よくいきたいと思います」と気合を入れた。対して不可思は「やれることはやってきたので、あとは明日やるだけだと思います。明日がどうなるか楽しみです」とコメントした。

 セミファイナルで試合が組まれたことについて山崎は「チャンピオンとしてセミファイナルで試合をすることに関しては自覚をもって、前の試合で(芦沢)竜誠と村越くんが良い試合をしてくれると思うので、その辺も楽しみにしつつ、僕はメインに繋げられるようにセミファイナルのファイターとして山崎らしい試合を見せるだけです」と自信をのぞかせた上で「もちろんKOで!“ヤマザキ春のパンチ祭り”って感じでよろしくお願いします」と話した。対して不可思も「光栄に思います。セミに見合う熱い試合が出来ると思います。自分の良さを思いっきり出して結果的に勝ちたいと思います」と激闘を誓った。

 今回の試合へのコンディション作りについて聞かれると山崎は「ファイターとしては常に最高の状態にもっていくのが僕らの仕事だと思います。私事ですが2月末に第2子の女の子も誕生したので、癒しもいただきながら厳しい練習に耐えつつトレーニングも出来ました。メンタルも精神状態も身体の状態も現在はパーフェクトの状態です」と調子の良さをアピールし、「翌週に日本武道館大会もありますけど『山崎もう一度出てくれよ』とオファーしてもらえるようなファイトスタイルで挑みたいと思います」と続けた。

 一方で不可思は新たな減量方法を試してコンディションを作ってきたという。「いつも減量はきつい感じではないんです。毎回いろいろと試しながら自分に合うものを探しています。自分はいつも食物繊維をたくさん取っているんですけど、食物繊維は水分をたくさん含んでいるので、試合の週は取らない方がいいとアドバイスをいただきました。それも試してみたり、ウォーターローディングや栄養摂取のやり方を変えてみたら思った以上に楽に(体重が)落ちてきました。ここ最近で一番ぐらい調子良くてコンディションも良いです」と調子良さを言葉にした。

 34歳になって最初の試合になる山崎。「身体に無理させずそして同じジムの中では誰よりも練習しようという自負もあります。クレストの中でもみんな年下で後輩になっちゃいましたけど、後輩という意識はなく、隣の奴が頑張っていれば俺も頑張れるみたいにチームで一丸となってやっているのが強みだと思います。時間が遅くなって一人でやっている時とみんなでやっている時では練習の内容や練習の強度が自然と変わってしまうことがあります。こういう年齢になりましたけど、素晴らしい環境で練習できていることに感謝しています」と練習環境に感謝した。

 《小沢、1年ぶりの復帰戦!K-1初参戦の篠塚のひと言にニヤリ》第9試合ではー59kg契約のスーパーファイトとして組まれた篠塚辰樹(22=MASTER BRIDGE SOUND)と小沢海斗(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の一戦。両者は計量クリアし、K-1初参戦の篠塚は「気持ちも身体も仕上げてきたのであとはやるだけなので応援よろしくお願いします」と体調面は良いようだ。対して約1年ぶりの復帰戦となる小沢は「応援してくれる人のために勝ちをプレゼントします」と話した。小沢は、篠塚の挑発について聞かれると「呆れているって感じですね」と答えた。すると篠塚は「ずっと成長したとか大人になったとか言っていますけど、自分で言っている時点で成長出来ていないと思うので、その辺も含めて明日ぶっ飛ばそうと思います」と再び挑発した。それを聞いた小沢はニヤっと笑って「特にないです」とコメントを残した。

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