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王者・江川優生 昨年9月に故障押して敗れた椿原戦へ「挑戦者らしい戦いをしてぶっ倒す」

[ 2021年3月20日 15:44 ]

<K-1 WORLD GP 2021 JAPAN前日計量>フォトセッションに臨む江川優生(左)と椿原龍矢(撮影・河野 光希)
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 「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」(21日、東京ガーデンシアター、スポニチ後援)の計量と会見が20日、都内で行われ、メインのK―1フェザー級タイトルマッチに臨む王者・江川優生(23=POWER OF DREAM)は57.4キロ、挑戦者・椿原龍矢(21)はリミットの57.5キロでパスした。

 両者は昨年9月のスーパーファイトで激突し、左足人さし指骨折の負傷を抱えながらも強行出場した江川は判定負けした。ベルトを懸けた再戦に臨む江川は「(前回敗れて)自分はチャンピオンじゃない。挑戦者らしい戦いをしてぶっ倒す」とプライドを捨てて闘う覚悟を示した。

 所属ジムの先輩でプロボクシングに転向した元K―1スーパーバンタム級王者・武居由樹(24=大橋)は、11日のデビュー戦で1回1分43秒でTKO勝ちした。終始、険しい表情の江川だったが、武居に関する質問が出ると表情を崩した。この日朝に武居と顔を合わせたことを明かし「頑張れと言われて元気をもらった。(武居に)並べるようないい試合をしたい」と意気込んだ。
 対する椿原は「メチャメチャ楽しみ。必死こいて練習をしてきたので、全てをぶつける。ベルトを巻いて、リング上で金色のテープが舞うところをみたい」と王者連破での初戴冠をイメージしていた。

 「K’FESTA.4 Day.2」は28日に日本武道館で行われ、K―1スーパーフェザー級タイトルマッチの王者・武尊―挑戦者レオナ・ペタスなどが組まれている。また、「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN」の次回大会が5月23日、大田区総合体育館で開催されることが発表された。同会場はK―1初進出となる。

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2021年3月20日のニュース