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京口紘人 3度目防衛戦に自信「まあ、勝てるかな」 1年5カ月ぶりのリングで圧勝宣言

[ 2021年3月14日 05:30 ]

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ   スーパー王者 京口紘人《12回戦》同級10位 アクセル・アラゴン・ベガ ( 2021年3月13日    米テキサス州ダラス )

前日計量をクリアし、日本の報道陣のリモート取材に応じた京口紘人は笑顔でサムアップ 

 前日計量が12日にダラス市内のホテルで行われ、3度目の防衛を目指すスーパー王者・京口、挑戦者ベガともに一発でパス。日本の報道陣向けにリモート会見した京口は、前日の練習後に体重がリミットまで落ちたことを明かし、「減量に関しては不安がなかった。良い状態だと思います」と手応えを口にした。

 ベガについては「小さい分、筋肉量はあるし、頑丈そうな選手」と改めて印象を語った上で「まあ、勝てるかな」と豪語。ブックメーカー各社が京口勝利にディパワー社1・1倍、Bet365社1・11倍、ウィリアムヒル社1・14倍のオッズを設定し、ベガ勝利は5・5~6・5倍と、圧倒的優位が予想されていることにも「そうなのかぁ~という感じ」と軽く受け流した。

 英興行大手マッチルーム社との契約初戦、念願の米デビュー戦だが、「大きなボクシング人生を歩むためのスタート」という位置付けであり、通過点でしかない。今後は他団体王者との統一戦や3階級制覇という野望もある。新型コロナウイルス感染を乗り越え、1年5カ月ぶりのリング。京口は「横綱相撲というか、全てで上回りたい」と圧勝を約束した。 

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