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平岡アンディ3回TKOで17連勝!地域タイトル挑戦に意欲「そろそろベルトが欲しい」

[ 2021年3月11日 20:27 ]

木村(右)に右フックを見舞う平岡(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 プロボクシングの第76回フェニックス・バトルは11日、東京・後楽園ホールで行われ、メインの65.2キロ契約8回戦ではIBF世界スーパーライト級12位の平岡アンディ(24=大橋)が日本同級15位の木村文祐(33=JM加古川)に3回2分15秒TKO勝ちし、デビューから17勝(12KO)を飾った。

 前回18年2月の対戦では判定勝ちだった木村を序盤から圧倒した。ガードの上からでもお構いなしに連打を放ち、左右アッパーや強烈な左ボディーなど浴びせ続けた。何度もコーナーやロープ際に追い込む一方的な展開となり、最後はレフェリーストップ。平岡は「1年8カ月ぶりの日本リングで気合が入っていた。早い回で倒せてホッとしています」と笑顔を見せた。

 米トップランク社と契約し、ラスベガスで2戦連続KO勝利。久しぶりの国内で初のメーンの大役も果たし、「そろそろベルトがほしい。日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックのどれかを獲りたい」とタイトル挑戦に意欲を示した。

 大橋会長は次戦について「WBOアジアの王座決定戦の優先権があるので、その相手を探したい」とし、「(井上)尚弥が海外で決まれば、一緒にということもある」と含みを持たせた。

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2021年3月11日のニュース