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スーパーフェザー級・奈良井翼がMVP 豪快1回TKO「めちゃくちゃ、うれしい」

[ 2021年2月22日 05:30 ]

プロボクシング 第67回全日本新人王決勝戦 ( 2021年2月21日    東京・後楽園ホール )

記念撮影に臨む(左から)技能賞の久保春平、最優秀選手賞の奈良井翼、敢闘賞の狩俣綾汰(撮影・河野 光希)
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 無観客で10階級が行われ、スーパーフェザー級で1回TKO勝ちした奈良井翼(21=RK蒲田)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。技能賞はスーパーフライ級の久保春平(23=宮田)、敢闘賞はライトフライ級の狩俣綾汰(25=三迫)が獲得。フェザー級の平野和憲(31=KG大和)、スーパーライト級の高畠愛大(20=タキザワ)は相手選手のコロナ陽性のため、試合を行わず、新人王が確定した。

 スーパーフェザー級は奈良井が豪快なTKO勝ちで頂点に立った。1回、強烈な左フックと右ストレートで2度目のダウンを奪うと、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。奈良井は「ママ、父ちゃん、マナ、ありがとう!」と両親と妹に感謝。前回はスーパーバンタム級で参戦も東日本の準決勝で体重がコントロールできず棄権。3カ月間ほど競技から離れた。2階級上げての挑戦でMVPも獲得し、「めちゃくちゃ、うれしい」と相好を崩した。

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2021年2月22日のニュース