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五輪代表3選手が「LEGEND」参戦発表 成松大介「間違いなくプラスになる」

[ 2021年2月2日 15:13 ]

成松大介
Photo By スポニチ

 日本ボクシング連盟は1日、オンラインで記者会見し、東京五輪代表に内定している成松大介(31=自衛隊)、岡澤セオン(25=鹿児島県体協)、森脇唯人(24=自衛隊)の3選手が、チャリティーイベント「LEGEND」(2月11日、国立代々木競技場)に参加することを発表した。

 「LEGEND」はWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)や元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏、元3階級制覇王者・八重樫東氏ら新旧の世界王者が参戦予定。3分×3ラウンドのスパーリング形式のエキシビションマッチが予定されている。

 内田貞信会長は参加を決めた理由を「イベントの趣旨に賛同し、五輪選手に貴重な舞台を与えるため」と説明。連盟サイドから参加を申し入れ、主催者から3選手の参加が認められたことを明かした。

 ライト級の成松は「自分のボクシングをしっかり見せられるように、しっかり準備して当日に臨みたい」と抱負。対戦したい相手は「特にいないです」としたが、昨年はコロナ禍で観客の前で試合をする機会がなかったこともあり、「オリンピック前に今回のイベントに参加できることは自分にとって間違いなくプラスになる」と意義を強調した。

 ウエルター級の岡澤は「すごく光栄なこと。プロにはないアマチュアのテンポだったり、スピード、テクニックというのを見ていただけたらと思っている。コロナで大変な思いをしている方々に勇気を与えられるような、楽しい試合が出来たらと思っています」と意気込みを語った。

 ミドル級の森脇は「去年はまったく試合ができなかったので、今回、参加させてもらえることに感謝している」と参戦を歓迎。“デカい軽量級”を目標としており、対戦したい相手にはあえて階級の違うWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31=Ambition)、元WBO世界フライ級王者・木村翔(32=花形)と軽量級の選手を指名。また、注目している選手には井上の名を挙げ、「自分が手足の長い井上尚弥さんだったら、すごく良いなと思っています」と話した。

 内田会長はアマとプロ、または元プロの図式となることを明かしたが、対戦カードに関しては後日、主催者側から発表されるとした。

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2021年2月2日のニュース