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ふろん太も祝福!川崎生まれ、川崎育ち、川崎のジム所属の古橋岳也が日本王座獲得

[ 2021年1月22日 22:00 ]

<日本スーパーバンタム級タイトルマッチ>新王者となった古橋は、川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」に祝福される
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 プロボクシング日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦は22日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者で同級1位の古橋岳也(33=川崎新田)が王者・久我勇作(30=ワタナベ)に9回24秒TKO勝ちし、新王者となった。

 序盤は久我にペースを握られたが、3回以降は距離を詰めて流れを引き戻した。5回を終えて公開された採点ではリードを許していたが、8回にギアを上げて残り数秒で久我をぐらつかせると、9回に一気の猛攻を仕掛け、逆転TKO勝ち。「やっと日本のナンバーワン野郎!になれた」とロックバンド「ザ・クロマニヨンズ」の曲名を引き合いに出して喜びを表現した。

 古橋は川崎生まれ、川崎育ちで川崎のジム所属。地元の期待も大きく、サッカーJ1優勝を飾った川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」も応援に駆けつけた。壮絶な打ち合いの中で「何度も心が折れそうになった。というか折れた」と振り返ったが、地元ファンの応援、そして特別にZoomでメンタルトレーニングをしてくれたトレーナーへの感謝の思いが古橋を支えた。「今回のキーポイントは、いかに自分を保てるか?だった。自分のやるべきことに集中できたと思う」と胸を張った。

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