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井岡一翔がリモート公開練習 田中恒成討ちに自信「僕と彼ではモノが違う」

[ 2020年12月24日 12:35 ]

オンラインで公開練習を行った井岡一翔

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31=Ambition)が24日、リモートで公開練習を行った。井岡は大みそかに田中恒成(25=畑中)と対戦する。

 公開したのは数分間の軽めのシャドーのみだったが、「良い状態に仕上がっている」と強調。「1年ぶりの試合だし、自分自身も楽しみ。応援してくれる人、期待してくれている方々に良いパフォーマンス、良い試合で勝って、今年最後の日に日本が盛り上がる試合をしたい」と意気込みを語った。

 これまで試合前には米ラスベガスで合宿を行っていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今回は国内での調整を余儀なくされた。それでもジムの同僚となった元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(25)らを相手に約100ラウンドのスパーリングを消化。師事するキューバ人トレーナーのイスマエル・サラス氏の合流も遅れているが、LINE(ライン)を利用してのオンライン指導を受け、「特に問題なくやれた。(比嘉とは)お互いに高め合って良い練習ができていると思う」と手応えを口にした。

 世界4階級制覇王者の井岡と3階級制覇王者の田中との対戦だが、井岡は「僕の中ではビッグマッチでも注目カードでもない」と断言する。「勝つのはもちろんだけど、レベルの違い、格の違いを…どの部分で闘っても差を見せられると思う」と豪語。経験や体格で田中を上回っていると指摘する声にも「階級がどうとか、ボクシングスタイルがどうとかではなく、僕と彼では持っているモノ、本質的なモノが違う」と言い放ち、試合1週間前にして「その思いは確信に変わった」と自信を示した。

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2020年12月24日のニュース