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“富岡一族の最終兵器”浩介 東日本新人王獲りに自信「相手のメンタルをボコボコにする」

[ 2020年12月19日 19:18 ]

<東日本新人王決勝戦・スーパーフライ級5回戦>前日計量をパスした富岡浩介(左)と久保春平(東日本ボクシング協会提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングの東日本新人王決勝戦(20日、後楽園ホール)の前日計量が19日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、スーパーフライ級の富岡浩介(18=REBOOT.IBA)はリミット(52.1)キロより500グラムも軽い51.6キロでパス。対戦相手の久保春平(23=宮田)も400グラムアンダーの51.7キロでクリアした。

 アンダージュニア6冠の富岡は、長兄・哲也、次兄・達也、いとこの樹(いづき)もプロボクサーという“富岡一族の最終兵器”。「やせるために」10歳でボクシングを始め、「すぐにやめようと思ったけど、試合に勝ってから楽しくなって、やめられなくなった」と笑う。

 昨年7月のプロデビュー戦で18年東日本新人王の若木忍(畠山)に1回TKO勝ちすると、ここまで4勝3KO無敗。準決勝では佐藤陽太(花形)をわずか43秒で沈めている。東日本の決勝戦も富岡にとっては通過点でしかない。「勝つのは当然だと思っている。今回のテーマ相手のメンタルをボコボコにすること。KOとかは気にしない。判定の方が自分のいろいろなところを見せられるかな。(相手は)倒れなければ、メンタルはボコボコになっているはず」と自信を示した。

 なお、12階級のうち、ライトフライ級は対戦相手の棄権のため、狩俣綾汰(25=三迫)が新人王を獲得。ライト級は山本ライアンジョシュア(27=ワタナベ)がこの日の計量で失格したため、浦川大将(23=帝拳)が不戦勝となり、新人王となった。

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2020年12月19日のニュース