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永野祐樹 再起戦で1回TKO勝ち 苦手のサウスポー一蹴「これからも勝ち続ける」

[ 2020年12月5日 21:28 ]

<ウエルター級8回戦>1回TKOで再起戦を飾った永野祐樹(右)
Photo By スポニチ

 プロボクシング「第597回ダイナミックグローブ」は5日、東京・後楽園ホールでで行われ、前日本ウエルター級王者で同級2位の永野祐樹(31=帝拳)は同級15位・安藤暢文(32=高崎)に1回2分32秒、TKO勝ちし、10カ月ぶりの再起戦を勝利で飾った。

 「正直言って苦手」と話していたサウスポーとの対戦は4年3カ月ぶり。序盤から近い距離での打ち合いとなり、何発かパンチをもらう場面もあったが、得意の左ストレートで応戦。最後は右フックで安藤を仕留め、「自然に出たパンチを倒せたのは良かった」と笑顔を見せた。

 今年2月の2度目の防衛戦で小原佳太(三迫)に敗れ、王座陥落。世界挑戦の経験もある小原を意識し過ぎて自分の本来のスタイルを見失った。その反省から原点回帰。得意の左を打ち込むことに磨きをかけてきた。フィニッシュは右だったが、勝つことが最重要課題だった試合で結果を出した。

 「次、負けたら終わりだと思っている。もう一度チャンピオンになるために、もう絶対に負けられないので、これからも勝ち続けます」と力強く宣言した。

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2020年12月5日のニュース