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井上尚弥 次なる野望「バンタム級を統一しなきゃいけない」 衝撃KOベガスから帰国

[ 2020年11月3日 05:30 ]

米ラスベガスから帰国した大橋会長(左)と井上(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 衝撃の7回KO勝利で米ラスベガスでの防衛に成功したWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)が2日、帰国した。成田空港で代表取材を受けた井上は「コロナ禍でも試合ができたことに感謝している。2週間の隔離という状況で、自分のやるべきことをやって結果を出せたことは自信になるし、今後のプラスにもなる」と収穫を強調。ジェーソン・モロニー(オーストラリア)を沈めた一発を「あのパンチは100点満点でした」と笑顔で振り返った。

 今後については「バンタム級を統一しなきゃいけない。そこに向けてやっていきたい」と改めて4団体統一に意欲。大橋会長は「WBO王者のカシメロもそうですし、IBFからも指名試合も言われてますし、それも視野に入れている」とした。今後は2週間の自宅待機となる。井上は「1月に拓真の試合があるので、待機期間が終わったらサポートに回りたい」と話した。

 《コロナ京口にエール「気持ち切り替えて」》◯…京口紘人の世界戦中止に井上も驚きを隠せなかった。同じ学年でプライベートでも交流がある仲。ラスベガスから勝利のバトンをつないだはずだった。到着後の待機時間にネットニュースで知ったそうで「この状況って誰も責められない状況なので…。また気持ちを切り替えて頑張ってほしいです」と友人を気遣いエールを送った。

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2020年11月3日のニュース