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“戦うシングルマザー”吉田実代が三迫ジム移籍「感謝の気持ちを忘れず頑張って参ります」

[ 2020年8月26日 15:35 ]

吉田実代
Photo By スポニチ

 “戦うシングルマザー”として知られるプロボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者・吉田実代(32)がEBISU K’s BOXから26日付で三迫ジムに移籍したと発表した。

 吉田は2008年、20歳でハワイに単身格闘技留学。帰国後にキックボクシング、総合格闘技などを経て14年にプロボクシングに転向。17年10月に初代日本女子バンタム級王座に就くと、18年9月には東洋太平洋女子同級王座も獲得。昨年6月にはWBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得し、同12月に初防衛にも成功した。プロボクシングの戦績は15戦14勝1敗。

 今後の試合への準備体制の整備と海外進出も視野に入れた戦略を考慮しての移籍で、吉田は三迫ジムを通じ「世界チャンピオンにして頂いたEBISU K’s BOXの皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、さらに成長し、結果を残すべく新天地で頑張って参ります」とコメントした。

 三迫ジムには日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックのタイトルを持つ現役王者が8人在籍。WBC世界ライトフライ級王座を7度防衛中の寺地拳四朗(28=BMB)も練習拠点としており、整った環境でさらなる飛躍を目指す。

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2020年8月26日のニュース