山内、3回TKO勝ちで王座獲得「もっと強うなって恩返ししたい」
WBOアジアパシフィック・フライ級王座決定戦12回戦 同級4位・山内 涼太(角海老宝石) 3回TKO 同級5位・戸高達(レパード玉熊) ( 2020年8月19日 後楽園ホール )
山内がプロ8戦目、2度目のタイトル挑戦で王座を獲得した。3回に右アッパーでダウンを奪うと、3回終了後に戸高陣営が棄権を申し入れた。「ホッとしました。ボクシングをやってきて初めて“形”を残せたのでうれしい」。
名門・東農大出身だが、アマでは高校選抜大会の準優勝が最高。念願のタイトルに表情が緩んだ。WBAではすでに世界3位にランクされており、世界挑戦も視野に入れる。「今日の内容ではヤバい。もっと練習して強うなって応援してくれる人たちに恩返ししたい」と誓った。
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