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皇治 RIZIN電撃参戦「最後のチャレンジ」「ファンに新しい景色を見せる」

[ 2020年7月18日 14:01 ]

RIZINへの電撃参戦を発表した皇治
Photo By スポニチ

 格闘技イベント「RIZIN.22&23」(8月9、10日 ぴあアリーナMM)の追加対戦カード発表会見が18日、都内のホテルで開催され、新生K―1の中心選手として活躍した皇治(31)の電撃参戦が発表された。

 皇治は「K-1があったから今の自分がある」と感謝。契約期間が残っていたK-1に自ら違約金を払い、練習拠点としていたシルバーウルフも離れ「最後のチャレンジ」としてRIZIN参戦を決意した。「K-1も大切だけど、ファンも大切。ファンに新しい景色を見せると約束したので」と説明した。

 榊原信行CEOは那須川天心(21)RIZIN.22出場をオファーしたが、負傷のために断念したことを明かし、那須川に代わる大会の“目玉”として皇治の出場を会見の席上で公開オファー。対戦相手については「K-1時代にはあり得なかったチャレンジングなカードを考えたい。数日中には発表できると思う」と話した。

 榊原CEOは同時に業界に大きな波紋を起こせる存在としても皇治に期待する。本人も自覚しており「武尊と天心、ファンが望んでいるカードはそれ。あの2人には必ず闘ってほしい。微力かもしれないが、自分がその力になれば」と話した。

 なお、この日、発表された追加対戦カードは全8試合。RIZIN.22では、MMAルール(61.01キロ)5分3Rで山本アーセン(23)と加藤ケンジ(29)、キックボクシングルール(50.8キロ)3分3Rで吉成名高(19)と優心(18)、MMAルール(66.0キロ)5分3Rで白川陸斗(29)と萩原京平(26)が対戦。RIZIN.23では、キックボクシングルール(73.0キロ)3分3Rで松倉信太郎(28)と森興二(31)、海人(22)とルクク・ダリ(27)、MMAルール(58.0キロ)5分3Rで中村優作(34)と竿本樹生(23)、同(66.0キロ)で朴光哲(43)と青井人(23)、キックボクシングルール(61.0キロ)3分3Rで原口健飛(22)と大雅(24)が対戦する。

 チケットは19日午前10時から一斉発売する。また、「スカパー!」でのペイ・パー・ビュー(PPV)放送が決定。現在実施中のクラウドファンディングの新規リターンとしてオンラインLIVE観戦チケットが追加されたことも発表された。

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2020年7月18日のニュース