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新日「NEW JAPAN CUP 2020」開幕戦から大熱戦!真壁、矢野、高橋、石井が2回戦進出

[ 2020年6月17日 00:00 ]

新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2020」   1回戦 ( 2020年6月16日 )

2回戦進出を決めた高橋ヒロム(左)と石井智宏
Photo By スポニチ

 新日本プロレスの「NEW JAPAN CUP 2020」が16日、無観客大会で開幕した。この日は1回戦4試合が行われ、真壁刀義、矢野通、高橋ヒロム、石井智宏が2回戦進出を決めた。

 15日に無観客で110日ぶりに大会を再開した新日本プロレス。再開最初のシリーズは、3月開催予定が延期になっていた「NEW JAPAN CUP 2020」となった。今年は過去最多の32選手が参加する。1回戦16試合を16日、17日、22日、23日に実施。2回戦は24日、7月1日に4試合ずつ行われ、勝ち残った8選手による準々決勝は7月2日に開催。勝ち進んだ4選手による準決勝は7月3日、決勝は7月11日、大阪城ホール大会で優勝者が決まる。

 「NEW JAPAN CUP 2020」開幕戦となった第1試合、真壁刀義VS辻陽太は、辻がヤングライオンらしく気迫で真壁に真っ向勝負を挑んだが、最後は真壁がラリアットからジャーマンスープレックスホールドを決めて勝利。続く第2試合、矢野通VS邪道は、矢野が巧妙な丸め込みで初戦を突破した。

 セミファイナルで行われたIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムと本間朋晃の一戦は、高橋が体重差のある本間に苦戦する場面もあったが、最後は必殺のTIME BOMEを決めて勝利。トーナメント初出場で2回戦進出を決めた。メインイベントは石井智宏VSエル・デスペラード。序盤はデスペラードの膝攻めに苦戦する石井。コーナーポストが剥がされて金具がむき出しのコーナーにぶつけられるが、そのままデスペラードへショルダーアタック決めて反撃開始。しかし序盤に攻められた膝へのダメージが大きく、パワーボムを決められないなど上手く攻撃が決まらない場面もあった。デスペラードは巧妙な戦い方を活かして、得意のギターラ・デ・アンヘルを決めるなど勝利も見えたが、最後は石井がラリアットから必殺技の垂直落下式ブレーンバスターを決めて大熱戦を制した。

 初戦突破を決めた4選手は、24日に2回戦を迎える。対戦カードは、真壁刀義VS石井智宏と矢野通VS高橋ヒロムと決まった。

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2020年6月16日のニュース