ボクシングの元世界王者メイウェザー氏が故フロイド氏の葬儀費用を負担 遺族側も了承
プロボクシングで史上初めて無敗のまま5階級を制覇した元世界王者、フロイド・メイウェザー氏(43=米国)が、ミネアポリスで警官に首筋を膝で押さえつけられて死亡した故ジョージ・フロイドさん(46)の葬儀費用をすべて負担することになった。
ラスベガス在住のメイウェザー氏はフロイドさんとその遺族に面識はないが、個人的に連絡して葬儀の負担を申し出たもので、遺族側も了承。9日にフロイドさんの故郷ヒューストンなどで営まれる葬儀に関わる全費用を、ボクシング界を代表する元チャンピオンが支払うことになった。
メイウェザーは1998年のWBCスーパーフェザー級タイトルマッチで対戦したヘナロ・エルナンデス氏(米国)が2011年にがんで死去した際(享年45)にも葬儀の費用を負担。AP通信によれば、フロイドさんの葬儀はヒューストンのほか、ミネソタとノースカロライナ両州でも営まれることになっている。
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