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国内ボクシング界初の新型コロナ感染 愛知県内でプロ2選手

[ 2020年4月21日 19:40 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)は21日、日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟している愛知県内のジムに所属するプロ選手2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。国内プロボクシング界では初の感染者となる。

 感染した2選手には海外渡航履歴はなく、感染経路は調査中。現在、1人は自宅療養中で、もう1人は指定医療機関に入院中という。当該ジムは今月12日から休館中だが、選手、一般会員、関係機関に連絡し、ジム内の消毒を実施。保健所の指示で濃厚接触者の特定を行っている。また、感染した選手と濃厚接触した疑いのある選手や会員には自宅待機を要請しているという。

 JBCとJPBAは3月5日に新型コロナウイルス対策連絡協議会を設置。興行を自粛し、ジム運営にあたっては感染防止策などを周知。緊急事態宣言の発令後は休業要請もしていたが、感染を防ぐことができなかった。詳細や今後の対応について、22日に開催される連絡協議会後に報告するとした。

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2020年4月21日のニュース