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並木月海 女子フライ級ベスト8進出、モンゴル選手に快勝 五輪出場枠獲得王手

[ 2020年3月7日 19:12 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第5日 ( 2020年3月7日    ヨルダン・アンマン )

ボクシング五輪予選第5日 女子フライ級1回戦 2回、モンゴル選手(左)を攻める並木月海。判定勝ちで準々決勝進出を決めた
Photo By 共同

 女子フライ級1回戦で第4シードの21歳、並木月海(自衛隊)がルトサイカン・アルタンツェツェグ(モンゴル)に5―0で判定勝ちし、ベスト8へ進出。東京五輪出場枠獲得となる4強入りを懸けて9日の準々決勝でジュタマス・ジトポン(タイ)と対戦する。

 サウスポーの並木はサイズのある相手に対し、軽快なフットワークからワンツーや右フックでプレッシャーをかけて攻め立てた。ボディーを交えるなど手数も多く、1ラウンド目は5―0。2ラウンド目は相手の左カウンターをもらう場面もあったが、大振りの右フックを当てるなど打ち合いでは必ず相手を後退させ、4―1で取った。3ラウンド目も連打で攻める場面と足を使って距離を取る戦い方を使い分け、ジャッジ5人のうち4人がフルマークをつける危なげない勝利だった。

 今予選で5階級に出場している日本女子は、並木とフェザー級の入江聖奈(日体大)の2人が勝てば東京五輪代表に決まる準々決勝へ進出。ライト級の濱本紗也(日大)、ウエルター級の鬼頭茉衣(中京大大学院)、ミドル級の津端ありさ(西埼玉中央病院)は初戦で敗退した。

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