×

男子ライト級・成松大介 五輪出場権獲得ならず、初戦で判定負け

[ 2020年3月5日 18:45 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第3日 ( 2020年3月5日    ヨルダン・アンマン )

ボクシング五輪予選第3日 男子ライト級2回戦 3回、ヨルダン選手(左)と打ち合う成松大介。判定で敗れた
Photo By 共同

 16年リオデジャネイロ五輪に続く本大会出場を狙う男子ライト級の成松大介(自衛隊)は、初戦の2回戦で地元のオバダ・アルカスベ(ヨルダン)に1―4の判定で敗れ、今予選での五輪出場枠獲得を逃した。

 成松は立ち上がりからフットワークを使い、アウトボクシングを徹底。接近してくる相手に右を伸ばして懐に入れず、タイミング良い左ボディーやストレートでポイントを取りにいった。1ラウンドは4―1と優勢で、2ラウンドも動きが止まった相手に右フックやアッパーを決めたが、後方にバランスを崩しかけたところに右の軽いダブルを受け、尻餅をついたのをダウンと判定され、1―4でこのラウンドを奪われた。3ラウンドも距離を取り、右フックやアッパーを振るったが、終盤に右フックをもらい、僅差の判定負け。勝者が告げられると、成松はリング中央でガックリと膝をついた。

続きを表示

2020年3月5日のニュース