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ムザラネ タフネスぶり発揮 大橋会長スタミナ警戒

[ 2019年12月18日 05:30 ]

IBF世界フライ級タイトルマッチ    モルティ・ムザラネ―八重樫東 ( 2019年12月23日    横浜アリーナ )

ミット打ちで汗を流すムザラネ(右)
Photo By スポニチ

 王者ムザラネが17日、都内で公開練習に臨み、37歳という年齢を感じさせないタフネスぶりを発揮した。前夜に来日したばかりだが、シャドー、ミット打ちの後にサンドバッグ打ちを3分×6ラウンド、さらに縄跳びを10分間と、たっぷり汗を流した。

 長旅の疲れや時差ボケの影響を感じさせない動きに、視察に訪れた八重樫陣営の大橋会長は「凄い練習量。これが長く一線でやれる秘けつなんだろうね。スタミナは相当ある」と警戒を強めた。一方で「顎の形を見ると打たれ強くはない」と指摘。「そこを打たせない技術、スタミナと手数があるんだろう」と分析した。

 標高1700メートルの高地に位置するヨハネスブルクを拠点に8~9週間で200ラウンド近いスパーリングを消化してきたというムザラネ。「(3階級制覇の)八重樫をリスペクトしているが、試合後にベルトを巻いているのは自分」と3度目の防衛に自信を示した。(大内 辰祐)

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2019年12月18日のニュース