正木脩也 前日体重オーバーのカントに3回1分7秒KO勝ち「相手が良く見えていた」
プロボクシングのスーパーフェザー級8回戦は2日、東京・後楽園ホールで行われ、日本同級3位の正木脩也(25=帝拳)がローマン・カント(29=フィリピン)に3回1分7秒KO勝ちし、戦績を14勝(6KO)1敗とした。
正木が興行のメインを務めるのは初めて。「緊張というより、多少のプレッシャーはあった」というものの、長いリーチを生かした左ジャブで序盤から主導権を握った。3回、強烈な左ボディーを浴びてダウンしたカントは左太股をけいれん。10カウントで立ち上がることができなかった。
カントは前日計量で体重オーバー。再計量でも800グラム超過し、試合中止の危機もあった。正木は「ムカつきましたね。大阪から応援に来てくれた人もいるので。結果的に試合ができてよかった。きょうは立ち上がりから動きが良かったし、相手が良く見えていた」と自賛した。
前回の7月の試合では判定勝ちしたものの、母・知佐子さんから厳しい叱責を受けた。「オカンにすごい怒られて…家に帰ってからも同じ空間にいるのが嫌で、近所のコンビニに行ってイートインで2時間過ごした」。試合の度に大阪から応援に駆け付ける母の前で会心の3回KO勝ち。正木は「きょうは大丈夫です」と笑った。
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